1400年前から暮らしを守ってきた日本の伝統工芸






鬼瓦は中国・韓国から伝来し、日本で独特の進化を遂げてます。
鬼瓦は古来より力強い鬼の顔を飾ることで邪悪なものを追い払い、災いを寄せ付けないと信じられています。建物だけでなくそこに住む人を守る「魔除け」「厄除け」、さらに「福をもたらす」ものとして鬼瓦が屋根に飾られてきました。
また、家や建物の「顔」とも言える装飾品です。 迫力があり豪華に造形された鬼瓦は、家の格式を示すシンボルとしての役割があります。
最近では室内や庭・玄関に飾り、ご利益を受けるようになっています。








鬼面・シャチホコ・龍・獅子・鍾馗様・七福神ご利益も様々
鬼面が代表的ですが、シャチホコ・龍・獅子・鍾馗様なども鬼瓦として屋根に設置されてきました。
シャチホコはもっぱら城郭の天守閣で見かけますが、想像上の動物であるシャチホコが建物火災時に水を噴て守るとの伝説に基づくものです。
また、福をもたらす「七福神」や開運・商売繁盛の「龍」なども鬼瓦の一種として用いられています。
鬼面が代表的ですが、シャチホコ・龍・獅子・鍾馗様なども鬼瓦として屋根に設置されてきました。
シャチホコはもっぱら城郭の天守閣で見かけますが、想像上の動物であるシャチホコが建物火災時に水を噴て守るとの伝説に基づくものです。二代目の歌川広重が浮世絵を描いています。
また、福をもたらす「七福神」や開運・商売繁盛の「龍」なども鬼瓦の一種として用いられています。
侘び寂びに通じる鬼瓦
わび(侘び)とは、質素で簡素なもののなかに、静かな心の豊かさや趣を感じることに独自の魅力を見出す精神性です。日本の茶道において重要な概念です。
さび(寂び)とは、時間の経過や使用によって、表面が古びたり色あせたりする様子に美しさを見出すこと。年季が入っていくにつれ落ち着いた風合いを愛でる視点です。
鬼瓦には侘び寂びの深い美意識が込められていています。
室内に設置しても永くそこにたたずみ、屋外に設定すれば経年変化を楽しむことができます。

鬼瓦とは心のよりどころ
〈鬼師:萩原尚のことば〉
魂を込めて作られた鬼瓦は芸術性があり、あなたの家の格式を高めてくれます。
近年、日本では新しい家屋の屋根に守り神(鬼瓦)をあまり見かけなくなってきています。
その代わりに鬼瓦を室内や屋外に置けば、自分だけのパワースポットになります。
つまり「鬼瓦に守られている」との思いが心のよりどころになるのです。
永い人生では災いや困りごと、挑戦しなければならない場面に遭遇します。そんな時に鬼瓦を飾っていることが精神的な支えになり、乗り越える力になるでしょう。人は考え方によって、よい方向にエネルギーが働くと思います。
